UFOが山に落ちた。玄関に黒猫がいる。ポッサムの糞を何とかしてほしい。さらには「人間とチンパンジーのMMAが計画されている」と心配する連絡まで――。
これらが持ち込まれた先は、警察でも動物病院でもテレビ局でもない。ニュージーランドのDepartment of Conservation(DOC/自然保護局)だった。
DOCが2026年9月14日に公表したところによると、2026年8月31日までの1年間に、カスタマーサービス部門が受けた電話は42,637件、メールは22,394件。そのうち2,977件は、DOCの仕事とは関係のない問い合わせだった。
業務外だった電話は全体の約7%であり、もちろん4万件超の電話すべてが珍相談だったわけではない。それでも、国民は、この役所をいったい何屋だと思っているのか。そうツッコミたくなるが、調べてみると話はそれほど単純ではなかった。