本人が許したのに「無断アクセス」!? 米国銀行を悩ますAIエージェントの奇妙な問題

2026年10月22日、米国のニュースサイトAxiosが、奇妙な問題を報じた。大手銀行の顧客口座に、銀行が認めていない外部のAIエージェントがアクセスしているというのだ。

AIエージェントとは、人間の依頼に応じて、情報収集だけでなくウェブサイトの操作なども自動で進めるAIシステムである。

中には、口座名義人に事前確認せず、銀行へ苦情の連絡を入れたとされる例まであった。

ところが、これを単純な「AIによる銀行侵入事件」と考えると、話が違ってくる。そもそもAIを口座へ招き入れたのは、利用者自身だった例があるのだ。

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トイレに行きたい→閉店スーパーへ車で突入 米60歳、被害5万ドルの“入店”

トイレに行きたい→閉店スーパーへ車で突入 米60歳、被害5万ドルの“入店”

2026年9月27日午前4時28分。米テキサス州ヒューストン近郊のローゼンバーグで、閉店中のスーパー「Kroger(クローガー)」に1台のChevrolet車が突っ込んだ。

ブレーキとアクセルの踏み間違いではない。ローゼンバーグ警察によれば、運転していた60歳の男性は意図的に加速して、薬局側の入口を突破したという。

では、なぜそんなことをしたのか。

「トイレを使いたかった。ところが店のドアが施錠されていた」――警察が明らかにした理由は、それだった。

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ドローン騒動から「5000ドル前払い」の殺人依頼疑惑へ 米フロリダの隣人トラブルはなぜ悪化したのか

ドローン騒動から5000ドルの殺人依頼疑惑へ 米フロリダの隣人トラブルはなぜ暴走したのか

近所で飛ぶドローンが気に入らない。車のスピードが気に入らない。そんな話なら、町内トラブルとしては珍しくない。

ところが米フロリダ州レイク郡では、近隣住民との揉め事を繰り返していた69歳の男が拘置所に入り、そこで別の収容者へ「近隣住民を殺してほしい」と持ちかけたとして、新たに逮捕された。捜査資料によれば、提示されたのは5000ドルの前払いだった。

しかも妙なのは、これが突然起きた話ではないことだ。半年ほど前から、小さな近隣トラブルが一段ずつ危険な方向へ進んでいた。

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貨物列車がAmtrakに2度衝突――「ブレーキの抵抗」と思った82両の後退運転で何が起きたのか

貨物列車がAmtrakに2度衝突――「ブレーキの抵抗」と思った82両の後退運転で何が起きたのか

2026年2月22日午前11時ごろ、米国テネシー州メンフィス近郊。Illinois Central Railroad Company(IC)の貨物列車Z19491-21が、Shelby Subdivisionのmilepost 9.6で、同じ線路上に停止していたAmtrak 59-21へ衝突した。

貨物列車は機関車2両+貨車82両。Amtrakは機関車1両+客車7両で、乗客118人と社員7人が乗っていた。IC列車は入換作業のためMain Track 1を北向きに約10mph(約16km/h)でshovingし、Amtrakの機関車へ接触した。

ここまでなら低速の鉄道衝突事故である。ところがNTSB(米国家運輸安全委員会)の予備調査には、その先がある。

IC乗務員は最初の衝突による抵抗を「空気ブレーキの問題による抵抗」と受け取ったという。そのためいったん前進し、再び後退。最初の衝突から約3分後、停止していた同じAmtrakへ低速で再び衝突した。

Amtrak社員2人と乗客2人が軽傷を負った。「一度ぶつかった列車に、なぜもう一度ぶつかったのか」。この妙な経過を理解するには、事故だけでなく米国鉄道の運転ルールまで見る必要がある。

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死んだ父を15万ドルでAIにした男――「デジタル幽霊」は本人なのか、父親っぽく喋るAIなのか

死んだ父を15万ドルでAIにした男――「デジタル幽霊」は本人なのか、父親っぽく喋るAIなのか

人が死んでも、写真は残る。動画も声も残る。そして現在は、そこから「返事をする死者」まで作れるようになった。

2026年7月21日、米国シカゴで開かれたTechChicago Weekの関連イベントに、かなり異様な「父親」が登場した。シカゴでマーケティング会社を経営するBrian Dema氏が、約4年前に亡くなった父J. Richard Dema氏をAIで再現した「RichieBot」である。

制作費は約15万ドル。19人が約6か月を費やし、父親が残した1万7500ページの文書に加え、音声や映像などを材料にした。 SF映画の設定ではない。2026年のアメリカで実際に行われた「死者の再構築」である。

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AIはクラウドにいなかった――アメリカで広がる「データセンターお断り」運動

ChatGPTを使っていて、「この質問を答えているAIはどこにいるのか」と考える人はあまりいない。なんとなく「クラウドの向こう側」にいるような気がする。

ところが、そのクラウドにも住所がある。郊外や農村に建つ巨大なデータセンターだ。何千、何万というサーバーが並び、大量の電気を使い、施設によっては冷却のために水を使う。そして24時間、冷却装置や電気設備が動き続ける。

この記事で扱うのは、2025年末から2026年9月にかけてアメリカ各地で表面化したデータセンター問題だ。「AIを支える巨大な箱」を自分たちの町には建てないでほしいという動きが広がり、2026年夏には各地で抗議活動が起きた。しかも話は環境運動だけでは終わらない。反対していた住民が、とうとう地方選挙に出始めた。

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