2026年9月27日午前1時20分ごろ、タイ・サムットプラーカーン県バーンプリー。数日間の豪雨で住宅地が深く冠水するなか、水没した乗用車を救い出すために始めたクレーン作業が、別の惨事につながった。
現場の水深は1.2mを超えていた。現地報道と家族の証言によれば、クレーンで車を高い場所へ移そうとしたところ、ブームの先端が頭上の電線に接触。31歳のオペレーターが感電して水中へ倒れ、助けようと近づいた40歳の車の所有者も感電した。2人とも死亡した。
洪水で車を失わないための「救出作業」が、人命を失う二次災害へ変わってしまったのである。