街を見ていたのは警察だけではなかった――メキシコ「約120台の地下監視網」を追う【第1部】

街を見ていたのは警察だけではなかった――メキシコ「約120台の地下監視網」を追う【第1部】

2026年10月8日、メキシコ南東部タバスコ州で、妙な施設が摘発された。

場所は州都ビジャエルモサを含むセントロ(Centro)自治体。連邦・州の治安当局が4件の捜索を実施し、薬物や武器、技術機器とともに、非公式な監視拠点として使われていた建物を押収した。

驚くのは、その監視設備の規模だ。メキシコ政府の発表によれば、複数の地区に設置された約120台の監視カメラを備えていたという。

街の安全を守るはずの監視カメラ。その映像を、正規の警察とは別の何者かが集めていたのか。では、120台で何を、どこまで監視できるのだろう?

※アイキャッチ画像はAI生成によるイメージです。実際の押収施設の内部写真ではありません。

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